忍者ブログ
個人サイト「PaperTiger」と別館の更新情報を載せてあります。※当ブログは検索避けしておりますが、引っかかってしまった場合は削除いたします。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

更新『メディーナ変革譚』

三魔騎士達で一つ。
マルチイベント「ビネガーの館」の後で魔族の歴史が再度変わるんですよね。歴史を変えるとビネガーが大魔王じゃなくなって、魔族を総べていた者はいなくなるってことで、じゃあそこに至るまでにどんな会話があったのかってのを、自分なりに。
三魔騎士は、やりとりが楽しいです。特にマヨネーのおちゃらけも出来る明るさには本当に救われる。魔王様がアレだからともすればシリアス方面一直線になりそうなところを、魔物的なあっけらかんとした物騒さを出しつつ、はっちゃけて空気重いよ! 軽く軽く! ってしてくれるのでホント助かる。ソイソーとカエルも魔王とは別の形で何らかの因縁持ってそうだし、ビネガーのあれはあれで魔族の未来を憂いてる所とか、魔王を慕ってる所なんかもいいなあって思う。
この魔族達に関しては『Fly』の頃からずっと「人間を襲って食ったり虐げたりしていなければ、和解出来る部分も持っている」風にと思ってます。改変したら平和になるくらいだしね。
ハッシュのいう所の「この星の全ての生命の力を」という面でいえば、魔王様は故郷だけじゃなくて魔族という生命も背負ってるんだな。そうであってほしいねえ、まるで自覚なさそうだけど。
PR

更新『アルバス・マギア』

クロトリで、カエル。スペッキオ先生の魔法教室。ちなみに仮タイトルでした>スペッキオ先生
カエルって攻撃も回復も一人で回せてすごくお役立ちな面子の一人なのに、何故かパーティ内の強さ決定戦では下位争いしてるよなーって思ったところから、ちょっと書いてみたくなりまして。
「切り込み隊長の隣で支援役してる方が性に合うんだ、適材適所だ」っていう台詞は、そういう風に「器用貧乏」と云われちゃうカエルが、連係技で真価を発揮するタイプだからというところからですかね。一人でも色々こなせるけど、誰かの隣にいる方が一番力を発揮出来る人であり、一人じゃ駄目なんだと分かっている人。そんなところがまさしく勇者様だなあと思いますね、カエルは。
あとはルッカの高笑いが書きたいなってふと思い立ち、こういう話なら出せるかなーと。


タイトル由来:ラテン語の白(アルバス)+魔術(マギア)。治癒魔法→治療→医者→白衣っていう連想から。白魔術ってのは医術の面もあったらしいしね。

更新『Fly Away To The Time8、9、ex...』

クロノ・トリガーです。カエルと魔王を中心に、中世と古代の人々。2011年11月~12年2月の頃に書いていたきり、ずっと途中放置していたものでした。無事に完結! ついに終わらせたぞ! エタってないぞワハハハ!(錯乱中)
というわけで最後に更新した『7』から随分時間が空いてしまって、何を書きたいかとかどう終わらせるかとか、そういうもの自体は既に用意してあってはっきりしていたんですけど、必然的に昔書いた分の文章を読み返さなきゃいけなくて、その度に地味にダメージ食らってね。拙さとか確かにあるけど昔の方がいいもん書けてたような気がして、ここから繋げるのは何だかしんどいぞって思いながらも完結出来たのでまずは良しだと思っております。はー、終わってよかったー。

クロノトリガーDSをプレイして感じたことはまず、こんなに円満に終わるのに、クロノクロスっていう続編に繋がるのって無情すぎない? ということでした。あらゆるレビューを読んで、クロノクロスの方の攻略本や設定資料やレビューや考察などにも目を通して、クロスはトリガーの世界が辿るかもしれないパラレル世界の一つ、ということで一つの区切りが(やや強引で言葉足らずな方法で)つけられているのを知って、だったらトリガーの世界のみで全部円満解決する世界があっても何もおかしくないよねということで、書きたくなったんですよね。そういう円満に全て解決する世界を。
サラが救出されて、魔王=ジャキと再会出来て、カエルの呪いが解ける、という世界がどこかにあっても不思議じゃないよね、パラレルってそういうものだよね、とパラレルワールドアレルギーを畳み込む勢いで、この仲間達をどうにかしたいって、ずっと思っていた気がします。仲間達への感情移入がものすごい半端ない作品だから、余計に何とかしてあげたい、どうにかしてあげたいと思いながら、エンディングの台詞読んでましたねえ。
だって追加EDのあまりの無情っぷりには思わず閉口だったよ。魔王が仲間になってるのに、エンディングで別れた後でああなると思わせるのなんて、あの仕打ちはあんまりにもあんまりだ。
それにクロノクロスはサラを救出する、という説明がなされてるけど、よく調べたらそれも結局サラ本人じゃないわ、魔王は一切ノータッチだわで何だかなあと。どのみちジャキを救えてない以上、クロスの世界も消化不良に変わりないよな……というわけで、トリガーの世界のみで全部救われる続編やりたい。

ちなみに時間軸としては、
1章 - 古代に行く直前の現代
2章 - カエルの過去
3章 - 魔王の過去
4章 - クロノ復活前の死の山
5章 - クロノ復活&時の最果て会議
6章 - 黒の夢突入
7章 - ラヴォス倒した後の中世の人々とカエル
8章 - ラヴォス倒した後の古代の人々と魔王
9章 - 古代で合流
ex……という流れになってます。とにかくカエルと魔王二人に焦点を当てて、目線や視点を二人に定めて色々と、って感じなので若干ややこしいかも……。
呪いが解けたカエル、グレンが古代に残って、聖剣引っさげて元魔王様ジャキの元で一働きするっていうのは、終わり方としてずっと決めてあったんですけど、exが自分でも予想外な事だったりしてまして。話のオチとして、現代3人組が改変された歴史の一幕を聞いて「どうしてそうなった!?」と頭を抱える、というのは当初通りなんですけど、ああなるとは思わなくて自分でも割とびっくり。
まあでもね、サイラス・グレンと共に酒飲み交わして会話して「楽しかった」と思った魔王の念が引き寄せた”可能性”ってことで、どうか一つ。
魔王が常々考えてる「あの時落ちたのが魔族の元じゃなかったらどうなっていたのか」に当たる部分を妄想してみたら、この二人の所にいるのが一番じゃないかなって思ったのでね。あれもこれも可能性可能性。exのジャキは、古代に元々いた方のジャキなんですけど”どの世界でも本人”という答えが出てるから、いいかなと。
にしてもサイラス、良いキャラだなあ。
ゲーム中だと、リーネ様とサイラスの二人って、お互いリーネ様リーネ様サイラスサイラスって云い過ぎじゃね? とプレイ中何度も思ってしまって、カエルと王様のあまりの置いてけぼりっぷりに、実は何かあったんじゃないのかとさえ思えて、そこから膨らませて文中ではあの報われない相思相愛の間柄になっているんですが、いやー良いキャラだね。そして面白い人だと思う。勇者の墓イベントの時の台詞から見るに、未練の中に魔王の事入れてるあたり、絶対何か分かってた気がするし。その辺りを書く為にもまた出したいけど、作中で既に故人だから難しいな。

サラに関しては、とにかく助け出すことを第一に考えたら、ああなった感じ。地の民の長老の息子、婚約者、というオリキャラ未満のキャラクターを出すのは悩んだんですけど、カエルと魔王の周りにいる「時の中に生きる人々」でもあるわけだからと、ゴリ押しで。生き残った地の民に協力するなんて少し魔王らしくない気もするかと、思いもしたんですけどね……そこはまあ、クロノ達と関わったから変化した部分ってことで。あとは予言者として女王の側近にのし上がった処世術も備わってるわけだし、目的の為なら協力的になったりもするんじゃないかと。
あと、どんなにカエルと魔王の二人に焦点を当てた話でも、クロノ達と関わったことで変化した、という部分だけは置き去りにしたくない要素だったので、文中あちこちにそういう『クロノ達がいたから選択肢が増えた』要素が点々とあったりしますね。だってこれクロノトリガーだもん。CP話でもない限りは現代3人組おざなりじゃいかんよなーと思ったので。

そういえば、トリガーの世界のみで終わるトリガーの世界の話を一つ書いておけば、今後文章書く時にやりやすいだろうっていう思惑があったなって事は、ここだけの内緒だ。ここからの派生っていうか、空白の出来事をーとかそういうのを書こうかなっていう企みがね……。
更にぶっちゃけると当初は魔王×カエルだった事はもっと内緒だ。『2』と『3』の途中で「これBL要素無い方が面白くなりそう」って路線を変更したんでした。なのでBLとして書いてはいないけど、そう見えたらごめんなさいとは思う。捏造もいっぱいだしね、リーネ妃とサイラスとか、海底神殿建設に連行された地の民とサラとか、何かもう色々と多すぎて全方向にごめんなさい状態だ。


作業用BGM:Do As Infiity「誓い」。グレンとサイラスのことだったり、カエルと魔王の事だったり、グレンとジャキの事だったりと、何か凄く中世っぽい曲で、たまらないほど良い曲です。

今回pixivの方にも投稿しましたので、読みやすいと思う方でどうぞ。
Fly Away To The Time

更新『Fly Away To The Time 7』

クロノ・トリガーです。途中UPものの続き。

カエルと魔王を中心に、エンディング後のエピソードをーという感じで、7章は「カエルと中世の時代の人々のその後」です。
マルチエンドの中だと『時の中に生きる人々』ENDが、正規ENDの次に大好きなので、とにかく詰め込んでいます。メインは魔王とカエルなのにな!
リーネ様とサイラスのこととかもうマジですみませんレベルです。
ただあの二人って、リーネ様リーネ様サイラスサイラスって云い過ぎじゃね? とプレイ中何度も思ってしまうくらいで、あまりのカエルと王様の置いてけぼりっぷりには何かあったんじゃないのかとさえ思えてきちゃってね……なので二次創作らしく捏☆造と。
そして何つーかもう、どうにもこうにも、この章今までないくらい長い。困ったね。
さーあと2章分だなー予定ではな……。

更新『Fly Away To The Time 1~6』

クロノ・トリガーです。去年DSで初めてこの作品に触れて、とにかく色んな感情に駆られて、衝動的に書いていたものを途中UP。あと3章分が書きかけ。自分への追い込み的な意味で晒しておこうかと。

1章は現代、2章はカエルの過去、3章は魔王の過去、4章は死の山、5章は時の最果て、6章は黒の夢突入……という流れになってます。
そして一応補足しておきますと、クロス世界には繋がらないトリガー世界の中での結末を考えちまおうぜ! というのがまずあったんですよね。
ゲームをプレイしていて、「ああいいなあこのパーティ」って思ったのに、続編のクロスはバッドエンドにしか見えないじゃん! っていう結末だと知ってめちゃくちゃへこんだので……。
あんな「すごく良いなあ」って感じた仲間達と一緒に迎えたエンディングだったのに、バッドエンドには繋がってほしくないなと思ったら、今回の文章を書き始めてました。
クロノシリーズは、無数に枝分かれしていくパラレルいう世界構造のは明確なようなので、じゃあクロスに繋がらないパラレル世界もあるんじゃない? と。
これはその中の一つという解釈で突き進んでおります。
まあ御託は完成させてから云えってね。よし、続き書かねばー。