更新『さいしょは恐怖のキセツ柄』 学怖 2021年05月28日 目線役は日野さんで、日野さんから見た新坂。風間さんも出てきます。怖い話の集会があった後日の話。特にルートどうこうっていうのは無く、この間怖い話集会があったよっていう前提があるだけですかね。学怖ってホラーゲームだから、その二次創作もどういう傾向でいこうかなというのは常々考えてるんですけど、殺伐&凄惨としてる部分であれば原作をみれば大量に摂取出来るので、そういうのはそっちに任せて、年相応の高校生活を送ってる彼らを多めで書きたいよねと思うようになりましたね。身長の話や血液型の話で他愛なく盛り上がったりしてる彼らを書きつつ見ていたら、懐かしいとかじゃない別の次元で、何かもう普通に楽しくなってきちゃって。気味悪いことに多く出くわす学校だけど、普通の高校生やってる彼ら彼女らも好きだなってところ多めで練っていきたいよねーと。何より自分がそれを一番見たい読みたいだったりするし。そういう意味でいうと、登場人物達に血液型という設定があって、それの話で盛り上がってる人物達という文章って、ここに来て初めて書いた気がする。それがもう超新鮮で! リアルでいうと私は自分の血液型を知らないので、血液型どーのこーの話っていまいち乗ることが出来ないまま今日まで来ているんですけど、これで合ってるんだろうかっていう手探り感も込みで、あーある意味で入り込めない学生の会話だーってなりました。しかもそこに1995年という舞台設定も加わるわけで、今よりも血液型占いを信じる人も多かっただろうしなあ、とか。だって1999年アンゴルモア大王の話がマジで信じられてた時代ですよ。なので根拠がどうとかじゃなくオカルトが割と身近だった気がするんですよね。オカルトVS科学の特集で盛り上がってた時代で、いわばムー全盛期と云っても過言じゃない時代でもあったというか。薄い記憶力を頼りに考えてみると、改めてすげー時代だ。チャイルドインカーステッカーって1995年にはあったのか? とか、登下校時のカバンってどういうタイプ使ってたの? よく見る四角の黒いやつ? とか、1995年はどんな時代だったっけと調べて回って、その年に始まったドラマとか見てたら、堂本剛版金田一少年の時期と丁度重なるんだと知って、郷愁に押し潰されてうーわーとしか云えなくなったりしました……それこそオカルトVS科学をエンタメにしたMMRのドラマもやってたし、木曜の怪談とかも、タイトル見ただけでうーわーって、懐かしくなりましたね……。あと前回云わないの!? とカルチャーショックだった「靴と上履きを履き替える下駄箱のある場所」は、ちゃんと昇降口で大丈夫だった。ぽつぽつ遊んでる『学怖 秘密』でその一文が出てきたので大丈夫という判断で行きます! PR