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更新『アイズ・オン・ミー』

ワタヒビです。そんでナナシマネタです。HGSS時間の中に絡むFRLG要素を色々書いてみたくなりまして。「HGSSは金銀リメイクだから別に無くてもね」という事なのかどうなのかはさておき、全く触れられることのなかった土地だけど、ナナシマやカンナさんの存在は3年という年月程度じゃ消えたりしないだろということで、書いてみました。ナナシマと、あとボイスチェッカーネタですね。
リーフグリーンプレイすっぞ! とか何とか云ってたのも、実はこれを思いついたからだったりして。その割にはものすごく難しかった。どこに着地させればいいのか分からなくなっちゃって、固まってるのに固まらなくて一度はお蔵入りしてたんですよね。入れたい書きたいこのネタが固まらないなら、他のネタと混ぜたらいいじゃん!→合体事故みたいな。それでますます固まらなくなっちゃってるじゃんになって。そういう迷いに迷った中で、以前書いたワタヒビSSから要素を引っ張って来て、ワタヒビの2人を軸に置いたりすることで何とかなりました。もうね、終わらせられてよかったと、今はただ思う……。

テーマは、黒歴史を乗り越えるのって大変だよねって話。
3年という時間の流れとそれによる変化がある事を考えると、やっぱり赤緑金銀・FRLGHGSSはセットだなあと感じる。前作のキャラクターが続投されていて、でもこの人前と立場が違う!? という、前作も知ってると尚驚きの展開にという、そういう要素を持ってるキャラの一人がワタルさんなんですよね。そういうの考えるとワタヒビって、前作キャラ×新作キャラという、割と異色な組み合わせなんだなとも思ったり。そのワタルさんは初登場の前作とは違って、物腰も落ち着いて、良い兄貴分としてヒビキくんの前に現れた。あの上から目線で傲慢で悪人面もかます人はどこに行っちゃったんだってレベルの変化ですよ。その変化をワタルさん自身はどう思ってるのかなあと。なんか自他問わず厳しそうな人だしあれは黒歴史と思ってたりするのかなーと思って。そんな昔のワタルさんをボイスチェッカーを通して知るヒビキくんっていう。書きたいと思ってたネタがどれもこれも固まらず、いっそ全部ぶち込んでみっか! で結果的には良い方に転がったと思いたい。
貰ったボイスチェッカーを片手に四天王の元に色々聞きに行くヒビキっていうネタと、ナナシマに帰ったカンナさんと再会・会話するHGSS時間軸のワタルさんというネタ、温泉でイチャコラするワタヒビっていうネタ。多分そういうのが3つ4つくらいあったのを全部混ぜたんだよね……そりゃ合体事故も起きるわ。

会話の中で、ワタルさんの知り合いにカイリュー使いがいるという話をしてますが、これアレです、オレンジ諸島のユウジさんのことです。蔵書整理してたら『電撃ピカチュウ』出てきて、うわ懐かし! と思いながら読んでたら、何だか挟み込みたくなった人でね。『電ピカ』はパッと見でも視界に飛び込んでくるエロ要素というかお色気描写というか、そういう所ばかりが話題に上りがちだけど、それらの影に隠れた細かい部分がすごい良いんだ。オレンジ諸島編辺りは特に会話というか、何気ない一言もああいいなって思えるものが多くて今でもふっと読み返したくなる漫画。
ユウジはアニオリキャラだけど、何かこうワタルさんを意識して作られたキャラでもあるのかなって思える立場や手持ち(というかカイリュー)ってのもあって、それなら知り合いとかだったら面白いなと思って。
それとナナシマというリメイク追加要素は、オレンジ諸島をゲームなりに落とし込んだ要素? と思ったことがあったので。実際プレイしてみたら全然そうじゃなかったんですけどね。
ゲームはゲーム、アニメはアニメだけど、アニオリキャラくらいの濃度だったら矛盾が生じないし、居たら面白いんじゃない? と思ってたりはしますねえ。トキワのジムリーダーで元チャンピオンとしてもあちこち赴くグリーンがいるゲームの世界に「オーキド博士の孫」という明確な立場があるシゲルは出せないけど、アニオリキャラならどっかですれ違ってるなり、顔を知ってるなりの”濃すぎない”繋がりがあったら面白いかもっていうそういう感じ。
他にもそういうの出せたら出したいよねー、面白くなりそうなら。完全なる自己満足です、はい。


タイトル由来:EYES ON ME(山田優さん)……話の着地点が見つからない、タイトルも浮かばない、どうしようこれと頭抱えてた時に聴いていた曲のタイトルを拝借して、とりあえず仮タイトルってことで付けておいたら、全体的な雰囲気も何だかそんな風になっていって、まとまっていって。なのでこの一文が出てきた時は本当に有り難かった……。
ボイスチェッカーで昔の事を知りたいヒビキくんに対する、「昔じゃなくて今ここにいる俺を見て」っていうワタルさんの気持とかが、まさしく。あの人の事好きだけどよく分かんないんだもんー知りたいんだもんーってしてるヒビキくんの悩みは、SIDE:Wで答え合わせです。答え合わせ編みたいなもんです。書く予定全く無かった部分だしね! 書く予定無かったからこそね!
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更新『Rainy,rainy days』

ワタヒビで一つ。ワタルさん目線。
雨宿りしてるヒビキくんを拾って帰るワタルさんというシチュエーションだったはずなのに、雨宿りしてねえ! 2人してずぶ濡れですけど! になりました。よくあるよくある、むしろCPの2人に任せてるとこういう事ばっかりだから!
ただなんていうか難しく考えすぎてたなっていう雰囲気がある気がする。
ワタルさんは人を好きになる事の是非もキッチリ考えてんだなって感じ。そういう所が伝わればいいかな。自分の中に生まれた感情を世の理どうとかに落とし込むより、きみの事好きだよーってあっけらかんとしてていいんですよと思いたくなるほど、難しく考えてんのなって書いてて思ったなあ。それと”2人の世界”感を出してみたかったので、2人以外の人間やポケモン達の存在は、すぐ隣にあっても会話として拾わないようにしてます。目線役のワタルさんの中には、声が入ってくるほどにきちんと存在してるのはヒビキくんだけっていう、ちょっとした唯一感を今度の話では出してみたかったんですよね。


リピートBGM:Kalafinaの「Red moon」。しばらくワタヒビ用BGMになりそうってくらいピッタリきた曲。特に難しく考えがちなワタルさんに引っ張られて、聴きまくってイメージを固めた良い曲です。でも確かこの曲のおかげで、この2人絡みの文章で「響き渡る」っていう一文が使えなくなった事に気付いたのを思い出したのも事実。でも2人がいるなら萌えるので一向に構わん!

[no-No.]開通&更新『異国に咲う花の恋塚』SSいくつか

というわけで、置き場所に困った時用の納屋です。色々やりたいなーやろうぜーと思ってた事があって、そういうのって大体置き場所に困るものだったりしてたので、置き場を作っちゃえと。ちなみにノーナンバーと読みます。かっこつけてます。納屋で充分だ。


そして、その納屋に早速放り込んだものが、PWT開催中のイッシュ地方で主人公ズがわちゃわちゃしてるシリーズ『恋塚』。こんなものを置いてみました。
アローラ行こうぜ南国行こうぜの時勢に大きく逆らってのイッシュ地方が舞台です! やっぱりジムリーダーやチャンピオン達が全員集合してる(トーナメントこそ無いけど四天王の人達も来てる人がいる)っていうのがはっきりしてるからねー。会話で存在を匂わせるとか、ゲーム的な要素とかじゃなくて、そもそもキャラクター本人達がそこに居るっていうのが一番、何よりの強みだなって思えて。CPの2人に他地方の人が違和感なくスッと介入して、世話焼いたり発破かけたりっていう流れに持っていくのに、一番「自然な流れ!」になりえるのがPWTと、割と何でもアリなイッシュ地方がうってつけだったっていうか。
「全世代のジムリーダーとチャンピオンが集まってるなら、主人公達が集まっててもいいよね!」という妄想の産物でもあります。
FRLG~BW2までの歴代主人公ズを中心に置いて、CPも主人公達絡みのみに絞って、色々書いていく予定。時間軸関係はもう放り投げてます。合わす気皆無な考察なんぞ考えるだけ無駄! 是非も無し! ということで「BW2主人公が殿堂入りを果たした後の世界」という時間にだけ合わせて、全員集合させてます。考えれば考えるほど矛盾ばっかりでパラレルワールドアレルギーが起きるだけなんでね。難しい事は全部放り投げて、皆かわいい! 萌える! という点のみで突っ走ろうぜという主旨です。
考えれば考えるほどボロボロ出てくる矛盾や、出すだけ出して合わす気ない時間軸まで全部拾うとかやると、本当に頭どうかなるよ。なので是非も無し。そうあれかし。
ミクリさんの主人公への呼び方とかそうですね。ミクリさんがチャンピオンのEm版じゃ呼び捨てじゃなかったのが、ORAS版だと呼び捨てになってるから、そこの時点でまずどうしようってなったりしたし。
結局、他チャンピオンズとの差異とか考えて呼び捨ての方を採用してます。そもそもくん付け・ちゃん付けはダイゴさんと被るからね……。
歴代主人公ズってことで、3DS組・カロス地方とギリーとルチアも出せたらなあと画策してます。修学旅行や合宿のノリで皆でワイワイしてる主人公達に対して、友好的に絡んでこれるキャラならどこの地方からでも出せるかもって感じ。サンムーンは色々と特殊なので除外するしかないけど、それ以外なら何とか出せるんじゃないか。キャラもポケモン達もバトルも色々書きたい! そういう書きたいと思ったものを書くにはまさにうってつけの舞台! なのでもう少し色んなものを練る予定です。
PWT開催にはやっぱりポケモンリーグが絡んでるのかなとか、レッドが対戦後にPWTのロビーに居ない理由とか、そういう諸々の事とかも考えてて楽しくなってきたので、このシリーズでまだまだ書く。
ちなみにイッシュに集った主人公達が、何でカフェ併設のパン屋さんでウェイター&ウェイトレスをしてるのか、何でそうなったのかは、ぶっちゃけ自分でもよく分かりません。夢の中でネタ出しとかしてるんでホント分からん。ノリは「Piaキャロットへようこそ」みたいだなと思ったけどね。ぱろぱろタイプの制服のデザイン好きだったなー。

更新 4/1企画

えいぷりーる! 2018年の4/1企画はトップページを変えたり、手を込んで仕込みをしたりとかはないんですが、エイプリルフールテーマの文章が出来たのでこういう形になりました。
ジョウトのヒビキくんとコトネちゃんが主軸です。そして特定のCP要素は無しです。今回みたいに「これCP話じゃない方が面白くなりそう」ってなった時には極力入れない事にしてますが、そう見えるところがあったら普段そういうの書いてる奴だからしゃーない! ってことで(開き直り)

前にやった4/1企画っていつだっけと見返してたら、2015年だったんですね。エイプリルフールネタはあのひっくり返す異変で何かやる、と毎年思ってたくせに、いつの間にそんな前になっちゃってたかーもう3年前かーと。だけどその「3年前繋がり」で、昔のカントー(HGSSから見たFRLG時代)に行くヒビコトの2人とかいいんじゃない? ってことになり、それなら前々から練ってはいたけどどうしてもまとまらなかった「昔のワタルと会うヒビキ」ネタを入れられるな! という訳でそんな感じの話の流れになってます。
昔のワタルさん書いてて楽しかった! 初代プレイしてた時の印象から汲み取れるあの傲慢で自信家な感じと、ポケジェネ3話のあの落ち着きある悪人面かましてた青年を混ぜて捏ねてっていう感じです。
ちなみにイブキさんが絶対に真似をするなと止めた、ワタルさんしか出来ないドラゴンの御し方っていうのは、現実でいえばこっちに向かって全速力で泳いでくるサメの鼻の先を叩けみたいな、そういうレベルの話ですね。ワタルさんは割と捨て身な無茶をする人っていうイメージがある。

このひっくり返す異変解決にもう一人必要だなってことで、マツバさんも。この人はもうどんな異変だろうと登場した瞬間に解決してるようなもんです。寺生まれってすごい。だけどそれ故に怖い話の時もだけど突発企画SSでしか出せてないのが何かな……ただ一番うってつけな人だったので来てもらいました。反転世界の力というタネや仕掛けであるギラティナのタイプがゴーストとドラゴンってことなんで、ワタルさんと一緒に異変解決に乗り出してもらう人といったら、そこはもうマツバさんしかいないだろうなと。
マツバさんは修験者だから仏教系よなー、フスベのドラゴンつかいのイメージは神道系だしーということで今回も趣味に走ってます。というより「おまえのとこのチャンピオンとジムリーダー何者だよ」ってのが真のテーマです! もうエイプリルフール関係なくなっちゃったよ! まあ4月1日はエイプリルフールだけの日じゃないしいっか! そうです、エイプリルフールだけじゃなくてもう一つあるんだ!
FRLG+HGSS要素の共通点として、セキエイリーグの新旧四天王全員を出したいというのもあったんだけどなあ。結局旧四天王の方は名前が出せなくて、新四天王の方は名前しか出せなかったっていうのが心残りです。


実はこれ1か月近く前に書き上がって当日まで備えてたけど、「書き上げたのに公開していないものがある」っていう状態が妙に落ち着かなくて、次の文章への着手が出来なかったりしてて、困ったりしてね。公開出来る日になってやっと肩の荷が降りたって感じがする。季節ネタは間に合っても間に合わなくてもどうやっても苦手だー。

更新『Stand by me』

ワタヒビでバレンタインデーな季節ネタを。相変わらず間に合ってないな! 14日当日を過ぎての更新ですが、とにもかくにもバレンタインネタです。
お付き合いし始めたワタヒビの2人、ということ以外には、コトネちゃんとヒビキくんが会話してます。この二人は単に幼なじみで、異性の友達として仲の良さと気心知れた間柄を発揮してる感じ。色々突っ込んだことも話せるというか。
うちのヒビキくんは「明るくて前向きで親しみやすいけど、自信の無さを抱えている男の子」、コトネちゃんは「明るくてしっかり者で善良という意味でいい子だけど、どっか冷めてる女の子」として定着しそうだ。ジョウトは主人公になってもサポート幼なじみでも、どっちも片親育ちになるんだな。なのでライバルも合わせてこの3人は小さいけど苦労してそうだなあと思う。むしろ色々複雑な環境を抱えてるライバルに対して「お前だけが辛くてしんどいわけじゃねーから」と云えて、同情を寄せる権利を持ちえてて、心から打ち解けられるのはこの二人だけって意味でも、そんな感じのヒビキ&コトネに自然となっていったなあ。
ちなみにドラゴンのストールは実在する&実際に買える。


リピートBGM:ブリグリさんの「Stand by me」と、水樹奈々さんの「Phantom Minds」
前半部分ではコトネちゃんから、後半部分ではワタルさんからみたいな感じで。タイトルも拝借してます。

更新『Better Half』

ワタヒビです。フスベに帰省するワタルさんと、ミニリュウを連れてドラゴンつかい体験修行するヒビキくんの馴れ初め的な話。1がワタルさん目線で、2以降がヒビキくん目線です。
こういうの書こうぜ! で出てくるのは一番早かったのに一番遅くなってしまったのがなあ。おかげで新年とか云っちゃってる。もう立春だよ!

まず、ワタルさんという人の若者っぽさを書きたいなあと。結構年齢不詳だし厳しいし強面だしドS様っぽいし、分かりにくいのかなと思ってたけど意外と色々寄越してくれる人で、練るの自体は全然困らなかったのが救い。11歳相手にベロチュー敢行するのはどうなん? 胸倉掴んで云い合いするのってどうなん? と色々懸念してた部分も割と難なくやってくれた辺り、同じお兄さんとショタCPであるダイユウのダイゴさんとは全然違うと思いました。さすが竜王様やで!
ていうかお兄さんとショタCPっていうのは「手を出したいけど出しちゃいけないもだもだがありつつも仲良しな間柄」で「CP的恋愛要素を持ちつつも友情関係が築ける」所が肝なのかと思ってたので、意外と手の早い人だったことにビックリです。さすが(ry
ワタルさんっていう人について改めて練ってて思ったのは、特異な故郷で跡目を継ぐ為にと云われ続けて、生き方を押しつけられてプッツンして飛び出した、根っからのバトル大好きな人だった。そんで誰一人同じような考え方や感覚を持ちえないので、誰からも理解を得られないでいる孤高で孤独な人でもある。敗北を知って鍛え直したら世の中のたくさんの事も分かってきたけど、同時にもっと深い孤独を手にしちゃったっていう。うちのワタルさんはそういう人ですかね。
四天王時代にあった傲慢さは落ち着いたけど、強気で自信家だってところは性格なんだと思うな。だから悲しんでるとしてもそう見えないし、プライド的に見苦しい所を見せないようにしてそう。難儀な人や。
そんなワタルさんの元に辿り着いたのがヒビキくんってのがいいんすよね。自分を苦しさから救い上げてくれて、寂しさを取り除いてくれる運命の人が、11歳の男の子の姿をして現れたっていうところがもう……もう、萌えてたまらんのですよ……。ヒビキくん自身も実際は底抜けに明るいだけの子じゃないし、誰も彼もに救いを与えられる力を持ってる訳じゃないんだけど、ワタルさんという人を救うだけの力はあるっていう、そういうのがいいんだ。つかそれだけでいいんだ。大好きなのです、たまらないのです。
練ってる最中からも書き上げてからもずーっと思ってたけど、この二人かわいいなー。ホントかわいいカップルだなー……にやにやしちゃう。

ワタルさんの故郷のフスベのこととして跡継ぎ問題は避けて通れないしなと、イブキさん以外にも、ドラゴンつかい一族のモブトレ・モブキャラ色々出てます。割と多めに。ワタル&イブキの祖父である長老さんもだけど、台詞から察するにこの人らは血の繋がりがあるのかなと思える、りゅうのあなのエリトレとふたごちゃんとかね。一応自分的縛りとして、ゲーム内に名前が出てるからモブトレの名前を出す&オリキャラは名無し、ゲーム内に名前が無いモブはオリキャラとみなして行くというのがあるんですけど、肝心の長老さんの名前が出てないのであれだよね……。
この長老さんは、フスベの長という地位にある人だけど、全然偉ぶってなくてお茶目な人。
だってあれだもん、りゅうのあなに行ったら写真撮影してくれるくらいだもん。しかもジムリーダー達と同じスリーショットですよ、汎用グラのモブキャラおじいちゃんなのに。めっちゃ偉い立場にいるのに。久々にソウルシルバー起動してアルバム見てじいちゃん! ってなったもんな。これでお茶目な御老体じゃなかったら何だろう状態でしたよ。そしたらあれよあれよとキャラが決まって、孫達の良き理解者でもあるじいちゃんになっていったという。そんなおじいちゃんキャラ大好きです。

そしてこの長老の次の長として、イブキさんが任ぜられてますが、これは『金銀』時代のイブキさんがドラゴンつかいの長だったことから。あのミニリュウくれるイベントと共に未熟な孫娘っていうキャラ付けが出てきたのは『クリスタル』からで、そういうのがあると話には聞いてたけど『HGSS』で実際にイベントを見て、あー『銀』の時とキャラ自体が全然違うなーと思ったもんでした。なので遡行してはいるけど次の長はイブキさんに。「あやつ(ワタル)は側近兼師匠にでも」という台詞はアニメから。アニポケのジョウト編なんてもう全然覚えてないけど、ワタルさんがイブキさんの師匠に位置付けられてたんだなーということで、その要素を掻い摘んで。
ただワタルさんがドラゴンとお話出来るって辺りは別にポケスペからじゃないです。ワタルさんは人間離れしてるって事の演出みたいなもんです。つかむしろWikiとか読んでたらそんな事になってんのかいポケスペのワタル……ってなったねえ。スペは結局ルビサファ編しか読んでないな、色々濃すぎて。
あとフスベは神道系ってことでこの辺趣味に走りました。アニメでもみそぎの儀式とか云うとるらしいし! ということで、今回は一段と趣味(&捏造妄想)に走りまくりです。


一応用意はしてあった長老さんの名前の供養。
・リュウドウ:フスベシティ、ドラゴンつかい一族の長老。周りからも失礼なことはするなと釘を刺される超偉い地位にいる人だが、当人はかなりお茶目で孫思い。ワタルの良き理解者。
(リンドウの別名。竜胆は敬老の日の贈り物としての花。花言葉は「正義、的確、愛情、悲しんでいるあなたを愛する」)


リピートBGM:KOTOKOさんの「agony」と、いとうかなこさんの「とある竜の恋の歌」。もう鉄板です。

更新「Like attracts like.」

ワタヒビ、ダイユウ、シロヒカ前提の、3地方チャンピオンズの飲み会バナシ。別名・若くて真面目な堅物なんてそりゃ面白くてからかいたくもなるわなパート2。なもんで、ここでも最年少のワタルさんがいじられてるという。
公式でダイゴ25歳が確定してるので、それを軸に考えたらシロナ(26)かな……ただ最年少だけど一番威厳があってチャンピオンらしいのがワタルさんだと思ってますね。だからこそからかわれてんだろうなってあたりも含めて書けていたらいいかな。
正直、チャンピオンって大変だと思うんですよね。その地位を己の力で保持していかなきゃならないってこと以上に、やっぱり色々あるんだろうなって。
あらゆる人の目と感情に晒されて、悪意やら嘲りやらあって、敬意を感じないいじられ方されて、好き勝手に色々云われてぶつけられても、頭に血が上るままに手を出したらいけないわけで、そんなんよっぽど人間出来てるか、人間辞めてるか、どちらにせよ相当な鈍感じゃなけりゃ無理でしょうよと。そんな愚痴の云い合いの場を「類友」「同類」とぶちまけ合ってる。プラス、小さな子に対して慕情を抱いてるやや邪な大人達なので、そこも含めて色々ぶちまけ合ってガス抜きしてる、そういうチャンピオンズもいいじゃんと思って。あと昔のブログで「各地方のチャンプが一同に揃う晴れの場で、リーグで一番偉いはずのお兄さんお姉さん達が「ユウキくん」「ヒビキくん」「ヒカリちゃん」と各々にぼんやりしてたらいい」と書いたことがあったようで、その一文を文章として仕立て直したものがコレって感じでもあります。ていうかこの三人が一堂に集う場ってPWTで叶っちゃったよね。でも、それはまたそれとして、プライベートな飲み会だとまた違うんだろうなってことで、はっちゃけた三人を書いてみたくて。
それと何だかこの三人には、三姉弟みたいな雰囲気があるのは何でだろう。何となく力関係が姉弟的。改めてこのチャンピオン達いいわあ。

それから、それぞれに作中にあった台詞や事柄を絡めて、どうなん? って感じでアンサー的に入れてみました。
ダイゴさんは「ものすごく強いのにあんまりバトルしないで珍しい石ばっかり探してる」の台詞に対するアンサーを。
シロナさんはDPtの悪の組織ボスとの対比として、心を失くしてしまえば楽かもしれないけどねと語ってもらって。
ワタルさんはりゅうのあなタッグバトルイベントで、ライバルへ掛けた台詞から。一人で強さを追い求めて高みを目指していた頃もあったんかな的な感じで。そんな大人達に想われてる主人公達はCP相手というよりも、張り詰めてた大人達を救った存在として、大人達の心の拠り所として居るという。
なんていうか主人公はさ、作中で色々やり遂げていくプレイヤーの分身ではあるんだけど、出会った人・出会ったポケモン・ぶち当たった出来事を良い方向に変えていく力のある、福の神みたいな存在であってほしいんだよね。何やかんやで主人公だし特別感あってもいいよねと。ただし特別な血統とかではない部分で。あと別に特別な能力持ちとかじゃなくていい。最強とかじゃなくていい。俺TUEEEE系じゃなくていい。そういうのはNPCがやってくれるだろうし、むしろ俺TUEEEE系なキャラ達すらも余すことなく打ち破って変えていっちゃう方が、実際強いと感じる。快感でもあるしな!
血筋や能力じゃなくて個人に備わった、常人とは違うと思わせるものを持ってるのが「ポケモンの主人公」であってほしいんだよね。ゲーム中でもモブトレによく云われるやつね、それを体現していく力を持ってる。そういうのが好きだなってずっと思ってるんですよね。
HGSSライバルを更生させていったあの感じよな。問題行動山積みの完全なる赤の他人を、最終的に好敵手・友達っていう所にまで持って行ったあの感じこそが「ポケモンの主人公」の”強さ”だと思ってます。


ずっとリピートしてたBGM:バンプさんの「ハンマーソングと痛みの塔」。歌詞とは全然真逆なんだけどこれかなーと思いながらかけてた曲。主人公ズはまさにハンマーソングを歌う側だけど「話がしたいから同じ高さまで降りてきて」じゃなくて、「話がしたいから待ってろそこ今行ってやるかんな」的なイメージがある。そういう生意気で力強い部分に塔の頂上の大人達は惹かれてやまないってのが萌えるんだこれがなー。ポケモンの大人と子供の組み合わせはそこが萌えるんですよー。

更新 駄ネタ・SSSいくつか

文章一つ書く度に前書きや後書きなどを兼ねた「頭を冷やす場」として、この更新情報ブログはあるわけなんですが、そんなもん後じゃあ! 今は萌えるままに書くんじゃあ! と色々書いてやっと冷静になったので、今更の更新情報です。


その1「7つまでは竜の子」
ドラゴン使いの聖地とされるフスベシティの事や、そのドラゴン使い達の事や、その中でも随一の使い手とされるワタルさんの事をあれやこれや妄想していたら、「ワタルさんは竜と会話が出来る」という所に行きついて、相変わらず突拍子ねーな! とは思ったんですがどうしても書きたくなったので、勢いで書いたもの。
オチも何も無い会話文だけど、これを文章の形に整えたらまた別のものになりそうというか、完全な別物になる気がしたので下手に手直し出来なくなっちゃった。
あと「和」っていう雰囲気が多くあるジョウトの中でも、フスベは神道系・土着的なのかなーと思ったりしましたね。祠とかあるし、その祠も造り自体小さめの神社っぽいし。

その2「教えてワタルさん!」「おしえてワタルさん」
ワタルさんについて回るあれやこれやのネタ的なものを妄想込みで考えてみたもの。本来覚えないワザを覚えてる手持ちとか、レベル足りてないのに進化してるカイリューとか、人に向かってはかいこうせん撃たせたりしてるとかですね。それらの要素によってワタルさんは世間一般的には「チートキャラ」みたいに云われてしまってるけど、ぶっちゃけそれワタルさんがじゃなくて、フスベって土地がチートなんじゃないかなと思えて。
どうあれ自分はワタルさん好きの人間なので、弁明的に考えてみたかったって部分もあるのが一つ。
「おしえて」の方は、その続きの時間という事で、ワタヒビ要素を入れてみたものです。四天王時代のワタルさんと今チャンピオンやってるワタルさんって、対戦前台詞で察せるだけでもものすごい差があるんですよね。赤緑(FRLG)でグリーン、レッドと立て続けに敗北して、一から鍛え直して金銀(HGSS)にっていう、そういうえらい燃える要素を書いてみたくなりましてね……。
あとワタルさんに「コンビニ」って云わせたかった。わあすげえ似合わねえ。
グリーンが頼れる兄ちゃんポジションになってますが、これも3年の間にグリーンも成長してるっていえるやつになってればと思います。そしてレッドが山籠もりで場に居ない事が多い分を、リーフちゃんが補ってくれてます。頼れる姉ちゃんポジションです。劇中にはいなくても、存在してたっていいじゃない! 居た方が俄然萌えるんだもん! よくある二次創作設定ですけど、自分もレッドと双子だと思って書いてます。そういう扱いでいきます。

その3「Photogenic」
ワタルさんは見た目よりも若いと思ってるけど、はたしていくつぐらいにしたものかと妄想設定を練っていた際、もしやセキエイリーグ最年少かと思い至ったらすぐさま出てきたのが、ワタルさんをからかって愉しむ悪女なカリンさんでして。その会話を書きたくて色々要素を練り込んで、ワタヒビでありつつ、カリンという第三者との会話もという感じに。
ちなみにイメージ年齢設定は、ワタル(22)、イツキ(24)、カリン(27)、シバ(28)、キョウ(48)
若くて真面目な堅物なんてそりゃ面白くてからかいたくもなるわな! そんな感じの年齢順イメージ。3年後という明確な時間経過とそれによる変化があることを考えると、四天王だった頃に20歳超えてる感じはしないのよなワタルさん。せいぜい18,9? だから今現在で22? みたいな。そんな決まり方でしたけどね。 
あと、時系列とかはもう無視しまくってます。主人公達は(既に主人公という枠を超えて一キャラとして確立してるレッドを除いて)何らかの横の繋がりがあって皆仲良しというか、連絡取り合ってたりする仲ってことにしてます。皆で集まってわちゃわちゃしてる様子が可愛くて微笑ましくて萌えるのに、時系列なんて要るか!? この至上の萌えの前で正しさなんて必要か!? というごり押しで、今回は男主4人がわちゃわちゃしてます。真面目な考察をしてる訳じゃないしね。あと自分はSMやってないので、カロス地方辺りまでです。小ネタも含めて出していけるのはそこまでですね。

更新『ウルレオで50の質問』

配布サイト様からお借りしてきた「攻めキャラになりきって受けキャラを愛そう」&「受けキャラになりきって攻めキャラを愛そう」を使用して、ウルレオのSSS風味の文章2つ。ウルフ編&レオン編として、それぞれに大いに語ってもらいましたって感じです。その隣で相手が聞いているという体で。
そして、含みあるっぽいけど、そこはまあ、パンサーとコロニーのならず者が色々裏でやってたんじゃないかなーみたいな。ここがSSS風味か。余計な事して訳分かんなくなってなければいいんですがね。

こういう質問系は、答えるキャラに対してツッコミ入れたり同調したりする人間がいた方がなんか面白いんじゃないかと思って、どうしても入れたくなってしまう。間が保たないともいう。でもやっぱり地の文無し+台詞のみの形態だから、テンポよくやりとりをさせてた方が楽しいよなと。なもんで、二人にも好き放題に云いたいこと云ってもらって、語りたいこと語ってもらってます。
何だか一生分のとまでは云わないけど、小ネタ関係書き尽くした感パない。合わせて100個だもんなー入れたかったものと思いついたものを合わせても色々捻り出したし詰め込んだしで。
ウルレオの2人は、お互い色々ある人生歩んできたのが、どこぞで混じって分離出来なくなって、リーダーとその右腕という信頼関係築き上げていってそれがたまに熟年夫婦じみて見える、そういうのがたまらないのもあって、中身も大体そんな感じになってます。CP物としてだとより顕著になるそういう夫婦感。男同士CPが相手の子供だの家族だのなんだのを真剣に考えてるのが、ウルレオという2人に見い出す面白さだったり萌えだったり。実際設けたり設けようとしてみる訳じゃなく、ちょっとでもそういった「現実」も考えてる2人っていうのがイイ。好きなんです。
どっちも人生の辛酸舐めて生きてきて、冷静に事を見れるはずのリアリストなのに、相手がいることで生じる夢に浮かされて、男同士という先の無い生き方選んで謳歌してるってのがたまらないんだよね。先(子孫)は無くても、色々抱えて凄惨に生きてきたのが報われる今(自分と相手)が有るならそれでいいやっていうのが、諦めを超えた根底には流れている。そんなウルレオの二人がやっぱ好きだなーと改めて思う。

更新『Hydrangea』

ウルレオです。目線役はレオンさん。ウルフが左目を治した頃を軸に、3つで一括りなAスタウル話の繋ぎというかまとめというか。パンサー編がまだ残ってるけどウルレオが書きたい! 両方書いちゃえばいっか! とか云ってたやつです。
オリキャラ一人名有りで出す・架空の企業名とか団体名を一つのみ出す、みたいな縛りを一切設けず、ただひたすらウルレオの二人に焦点当てている”ウルレオSS”と云えるようなものをと思ってたはいたんですが、何かよく分かんなくなっちゃった感じ。
主に年齢制限部分のせいかもしれないのがね! そこをどうするか一番悩んだかも。ガッツリめでいくのか、ガッツリでいてかつアッサリめで行くのか、最後まで悩んでたうえに書き終えてからも悩むという感じだったなあ。
正直、よっしゃ濡れ場書こうぜ濡れ場と意気込んだまでは良かったんだけど、意気込みとは裏腹に、途中で何度も「燃えるのこれ?」になっちゃって駄目だった。仕方ないですな、精進するしかない。妄想力を高めていく方向に。そして濡れ場書こうよ! のテンションのみで押し切ってる感じなので、ぶっちゃけ内容なんかほとんど無い。あっても薄味です。濡れ場重視だとどうしても、他が繋ぎになってしまうのは否めないとはいえ。
今回重視してて気合も入れたのは、実は二回戦目だったりします。一つの文章内で二回も致しちゃってるのを書くなんて(こっちの精神が)もたねえよ! って感じになりながら、ウルレオの二人には頑張ってもらいましたし、書く側も頑張りましたし。……濡れ場描写はなあどうにも照れて深夜3時に脳内で絶叫しながら誤魔化しのスクワットとかやりがちなのでどっと疲れる。いつまで経っても慣れるはずがねえすよ。
ウルフの男気溢れるカッコよさとレオンさんの冷静さに常に助けられております。

メール返信

7/7 >よろずからきました の方

ご来訪ありがとうございます!
そして、拙宅の小説を読んでくださって本当にありがとうございます。クロノの三魔騎士達は3人とも良いキャラですよね〜。件のSSSは、現代の時代にはビネガーの子孫しかいなかったのと、マルチイベントをこなすと現代の時代の魔族が友好的になる辺りから、パーティに叩きのめされたビネガーに何かしらの心変わりがあったからなのか? と書いてみたものでした。人間殺したりムクロにして使役したりといった、人間にとっての悪事を働いている時以外は、魔族はどこか憎めない陽気な連中。そんなイメージが一端でも伝わっていれば嬉しいなあと思っております。

私事ではありますが、普段、感想やメッセ等、あまりにも貰い慣れておらず、受信箱チェックしていてフフォォォー!? となってしまいまして、返信へのテンションのおかしさなどありますがどうかお許しください。
このたびはありがとうございました。

更新『18.それしかいえない』

80フレーズのお題です。Aスタウルでありつつウルレオでもある、こないだの続きのパンサー編。3つで一括りなシリーズの3つ目です。

ウルレオの二人の「まるで夫婦」的な信頼関係を知って、理解一歩手前くらいにまで進んだパンサーの話ってかんじですかね。ウルレオ話の中に登場するパンサーは、あまりに物分かりの良すぎる便利な理解者になってるなーと。で、そこに至るまでにやっぱり何かしらの発覚→反発→悟りみたいなものがあったとしたら、その理解者っぷりにも多少は説得力が出るようになるかもって思って。
ただ、ウルフとレオンの間にいるパンサーと、単独で考えて行動してるパンサーって、何となく別人になりがちなので難しい。前者はスカしててキザな台詞も余裕の伊達男なのに、後者は青い若造って感じになりがち。どちらもパンサーというキャラクターから読み取ったものではあるけど、何じゃこいつ多面的な奴やー分かりにくい奴やーってなる。そこが難しいけど面白くて良いキャラだと思います。人に合わせて良い意味でノリと態度を変える事が出来て、ある意味、スターウルフにおける緩衝材。それがパンサーという奴。好きだなー。
そんなパンサーの捏造妄想設定、ふんだんに盛り込んでます。黒一色な毛並みが昔はコンプレックスだったけど的な。ヒョウなのに柄がない自分の出生に悩んでたけど、同じく黒一色な毛並みのネコの祖父という人に、親の思い出なんかを色々聞かされて、悩みも晴れてみたいな。
見分けがつかないとかで大雑把に一緒くたにされた際、ウルフは「イヌじゃねえ一緒にすんな」と怒る一方で、パンサーは「ネコでも別にいいけどさあ」と前置きするのには、そういう所から来てるからっていう理由があるからだったり。大事な身内がネコさんだったから、じゃあ俺もそれでいいや的な感じでね。何かあんまりそうやって自分の事ではムキになって怒らないイメージがあるんだよね。ファルコに対する「何だこの馬鹿は?」からの「だまれトリ」のスムーズな云い返しからして、ムキになったら負けみたいに思ってそうな所がありそうだなと。
そんなどっちかっていうと冷めてる人ではあるけど、暑苦しい感情が皆無じゃない戦闘機乗りだから、青い若造じみた面も見え隠れするんだろうなという、そういう一面があるという所を書けていたらいいなー。魅力溢れまくってる奴だもの。

オリキャラもかなり二転三転しましたねえ。最初は悪女で、途中から立場がブレ出して、今度のオリキャラは全員スタウルとの共通項を持った善人で行くという所に突如落ち着いてからは、あらあらうふふ系良い人なお姉さん路線になり……。ハイブリッドアニマル・サバンナキャットのお姉さん。黒一色の毛並みによって出生に悩んだパンサーとの対照でいくとしたら、そういった人工的な交配種になるのかなー、中でも仲間意識持てそうなのってやっぱりネコ科かなーみたく決まっていってね。クロヒョウは単に黒いだけでヒョウだから、サバンナキャットとは根本的に在り方が違うけど、まーそれでも何とか自分の人生を生きてるわよーという事を示すキャラになりましたねえ。
あるいはハイブリッドとか全く関係のなくネコ科繋がりってことで、サーバルキャットとかでもよかったんですけど、今の時勢だと何となく「サーバルさん」とか非常に出し辛くなってる気がして、勝手にも落ちつけなくなるので、そうなりました。
あともう一人、オリキャラ的なのが名前だけ出てきます。パルダリスっつー名前でね。これはパンサー編だからこそ出せる名前! といつか使おうと思ってたものでしたが、やっと出せて満足。
ちなみに、”魔弾の射手”みたいに、コードネーム的に漢字で表すと”黒蜥蜴”かな。だけど読みはパルダリス。中二感満載!!
パンサー(panther)っていうのは、豹の中でも特に黒い個体を表わす英単語らしくて、レパード(leopard)とかピューマとかクーガーとか色々あってややこしい中で、パンサーが選ばれてるってことには、やはり何かしら意味があるんだろうか、パンサーカメレオン。


そういえば、何でお題を使ったかっていうと、ひとえにタイトルが浮かばなかったからですね! 真面目に浮かばなかったからです! 何か難しかったな。特にこのパンサー編は難しかった。ちゃんと終わってよかったと本気で思う。

更新『58.限界』

80フレーズのお題です。Aスタウルでありつつ、ウルレオでもあります。こないだの続き。完全に時間が繋がってる続きです。今回はウルフ目線。
前のレオンさん目線話と合わせて、3つで一括りシリーズをやろうと思ってたんですよね。時間軸はウルフが義眼を決意した頃で、パンサーが加入したばかりのAスタウルで。縛りとして名有りオリキャラと会話する・病院送りになる・3人合流して何やかんやというのを設けて手を付け始めたまではよかったんですけど、書くほどに何だかパンサーの入る余地無くなってね? みたいな空気になってきてて、もう……。レオン編でウルレオ分が薄くなってしまったのが不完全燃焼で、ちょっと足したいと思った結果二人の世界状態になってるとか、萌えるけど割と笑えない。まあでもいいか。

ウルフ編ってことで、色々ありったけ入れてみましたって感じに。昔と萌えポイントやキャラ・CP解釈が変わってしまったせいもあって、ウルフは攻め側・ジェームズさんもバリ攻め側という、男の友情関係になってます。この2人に関してはCPじゃなくて、むしろCP目線じゃない方が相当燃えて萌えるんですよねえ~。それと海外の漫画版では師弟関係らしいってのを聞いて、それならばとその要素も取り入れてみたり。皆というか、周りの大人達の目を盗んで、戦闘機操縦の教えを乞いにっていう辺りが、若干の師弟関係っぽさかと。とはいえ海外の漫画も何か確実なソースってわけじゃなさそうなので、そこはこうフワッと掻い摘んであとは妄想で補ってるって程度ですかね。
そもそもは、あの義眼ってどうなってるんだろうという辺りの妄想から始まってまして。ジェームズさんとの因縁どうこうも書かないといかんよなってところに、ひょっこり出てきたのが師弟関係云々だったんで、全然固まってすらないけど、それでいいんじゃないかって所に落とし込めた気がするからじゃあそれでって感じ。
それにしても、未だ本人一切出てこないのに、飛びまくってますねえジェームズさん関係。主にウルフが飛ばしてんですけどね。ただしそれも左目を治すという決別によって落ち着くかと思われます。

オリキャラは、以前に「ウルフの昔の知り合い」との話が書きたいと云っていたものです。元宇宙海賊の人。そこから宇宙海賊についてのことだとかも色々組み込んだりして。このキャラクターもウルフと同じオオカミです。何か昔からこう、宇宙海賊はオオカミっていうイメージがあったんだよなー。リアル世界での人類と狼の関係とかが、軍と海賊の関係としていけるかもと思ってて。あと海賊は英語圏だと「パイレーツ(pirate)」だけど、他にも「シーウルフ(sea wolf)」って言葉もあるそうだし。

ウルレオ部分に関しては、レオンさんなら何やってもまあレオンさんだもんなで片付くので、もう好き放題やってもらってます。レオンさんの故郷や「亡郷の花」のモチーフは一応あるけど、名称出さなくても通じるところは出さずに行くスタンスで押し通す所存。あの世界ライラット系だし。太陽系地球と違うし。交流無しの未知の星系だとしても、似てる文化や文明や植物くらいあってもおかしくないだろうしってことで、伝わらなかったらそれは書いてる奴の腕がないに尽きる。というわけで猛省中です。
うちのレオンさんは砂漠育ちだけど、故郷は緑がいっぱいの小さな島の集落だったかもってことで。この辺はカメレオンの生態とかから引っ張ってきてるかな。
しかしウルレオがっつりめで書きたくなってきた。下手にちゅっちゅさせまくってたせいですわ。つかまだパンサー編が残ってる。どっちも書けばいっか!


リピートBGM:坂本真綾さんの「gravity」。狼つながりでってわけじゃないけど、思い出してかけたらしっくりきた良い曲。

更新『10.名前を呼んで』

80フレーズのお題です。
Aスタウルです。パンサーを仲間に引き入れてすぐくらいで、ウルフが義眼を着け始めた頃の話。レオンさん目線。
いつぞやに「レオンさんの友達」の話を書きたいーとか云っていたやつです。練って練ってやっと形になりまして。その代わりに多少あったはずのウルレオ分が薄くなっちまいました。なのでAスタウル。

というか一つくらいは、CPじゃないレオンさんについて、重点的に書きたいなって思ってたんですよね。
良心やモラルは全く持ち合わせてなくて、人殺し大好き! 血大好き! な殺人鬼で、人間らしさ皆無。だけど、人らしい感情を知らないんじゃなくて「そんなもんは無い」と思い込んでいる人っていうのが、一つのイメージとしてあるんですよね。自分は殺人機械であると思い込んでいる&生きてきた中で教えられてないものは無いことにしているって感じで。だけどベノム2以降の時間軸だと、撃墜されて死にかけてみたいなことがあって、ウルフに連いていって、ライラット系にも馴染んで、多少カドが取れた? みたいな所が垣間見えたりするアサルト時のギャップが何か良いんですよね。好きなんですよ……アサルト時のレオンさん。シリーズ内でも特に好きで。
こう人間らしさ皆無の割に、意外と普通の人と同じ部分で感情を昂らせたりもするというか……まあどんな思考巡らせても着地点は「殺す」になるけど。普通の人が「ムカつく」ってなる程度の所で「殺す」ってなるくらい短距離で殺意に直結する人ですね。そういうのが書けていたらいいかなと思う。
そして、ウルフ大好きなのに、そのウルフ(の心)は、未だにジェームズさん追っかけてるもんだから、時々うがーっとなったりして。でもそのうがーっとなること自体が嫌だから、そもそも心なんか無いと思いこんでたりする。それが今回のレオンさんって感じです。
ちなみに文章内におけるジェームズさんを表わす「神」という単語を「初恋の人」とかに変えてみても意味が通じるよ! 特別だもんな初恋は。そして実らないからな、初恋は。だから特別なんでしょうねえ。多分だけど。
文章の中にある会話文「今度はどこからやり直す?」のくだりは、あれですね、オリジナル(64)でもリブート(ゼロ)でも、ウルフはジェームズさんとの因縁に決着ついてないよね的な意味もあったりしてね。

レオンさんの友達は、無論オリキャラです。あのレオンさんの友達になれる人ってどんなだ……? と妄想逞しく考えた結果、相当出張ることになりましたが、楽しかったです。
そういう一面もあるってのを書きたいが為のオリキャラだし。詳細みたいなものはいつものオリキャラまとめページに載せてます。
フクロウです。いやミミズクか? スピックスコノハズク。トリさんです。
フクロウもカメレオンも樹上生活動物だし、森の賢者とされてるし、かたや知恵の象徴・かたや熟考のシンボルだし、爬虫類と鳥類で天敵同士ではあるけど何か似通う部分多くて可愛いよね。


リピートBGM:ドリカムの「朝がまた来る」。どっちかっていうとこの曲はウルフっぽいなと思いながらも、好きでずっと聞いてたりしてる一曲。昔も文章タイトルに使ったりしたなあ。

更新『ベリー・トゥ・ベリー』

ウルレオです。季節ネタです。バレンタインデーネタです! もう何か月前だよ桜咲いてんぞと思いつつも、やっとタイトル決まって、それに合わせて書き直しもすんなり適って、こうして表に出すことが出来たので自分的には良しです。
そういうタイトルが決まらなさすぎて半お蔵入りしてる文章、だいぶある。そして冬場は寒さで完全に駄目すね。来年からはもうTOPに「冬季休業中」って掲げとこうかな。

今回はまず、ウルフにケーキを食べてもらいたかったのが一つ。うちのウルフは煙草吸うし酒も飲むから甘党とまではいかなくて、単なる甘いもの好き程度とはいえ、何かこう強面の親分さんがふわっふわのクリーム頬張ってるとこ可愛くない? みたいな。
それを真正面から頬染めてガン見で眺められるのっていったらレオンさんしかいなくない? というわけでこの2人のバレンタインデー、イコール2月14日の過ごし方はこうなりまして。ケーキ食ってる描写楽しい! ウルフ目線の文章なので視点は一方側からなんですけど、その視点役を眺めている他人は(今回の話でいえばレオンさんは視点役のウルフを)どう見ているのだろう? と考えつつ食べてる描写らへんは書いてみたんですけど、楽しかったー。


タイトル由来:ケーキの飾りつけのベリー(berry)と、プロレスの投げ技(belly to belly)を掛けて。なので別に戦ってる訳じゃないです。bellyは腹。食べた物の記憶は、脳じゃなくてお腹の底にあればいいっていう、文章内の一文にもある通りに。あとなんか正常位って意味があるようでオゥフとなったけど、まあずっと向かい合って何やかんやしてる訳だしある意味正常。
英語圏の人に「日本人またスペル間違えてる」と指摘されるミスで、一番多いのってきっとLとRだと思うんですよね。でももうそういうのって何か「ダブルミーニング!」と開き直らなきゃやってられないなーって思ってみたりして。