忍者ブログ
個人サイト「PaperTiger」と別館の更新情報を載せてあります。※当ブログは検索避けしておりますが、引っかかってしまった場合は削除いたします。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

更新『Scarlet』

フラプラです。独り言でブツブツ云ってた頭のいい博士書きたいとか、吸血鬼ネタ練るわとかいってたやつ。『Z』になる前に書き終えられてよかった、何となく心情的に。
今回は年齢制限描写あるので、そこんとこご注意ください。

吸血鬼ネタとか云いつつ、そういえば何でそういう事になったんだかが思い出せないのがな。けどまあその、同人界隈だとよくある”吸血鬼パロ”というやつではないと思います。フレア団のフラダリさんを博士の味方陣営に引き入れちゃおう! の策略戦してるし。なので今回の文章はフラダリさんを説得させるとか、黒幕めいてる”彼女”に対面しに行ったりとかしてるので全体的に台詞が長め。特にスマホだと、大量の文字が真四角に固められて画面いっぱいにドンと置かれてる有り様だったりもしていたので、改行には気を配りましたが、それでも見辛かったらご容赦を。

プラターヌ博士の頭が良くて機転がきいてそこが腹黒いように見える、そんなところを突き詰めて考えていたら、相手をまず自分の元に来るように仕向けるんじゃないかと思ったんですよね。相手から来てもらうように仕向けて、決してそうと気付かせない。フラダリさんの心を溶かそうとするにしてもそうですね、自分からはフレア団には行かなさそうで、むしろフラダリさんの方から来た時を見計らって、そのまま引き込んじゃうんじゃないかと。フレア団に行っても説得出来るかどうか、寄り添っていられるかどうかなんぞ未知数ってことも考えそうだし。そして研究所に赴いた人の事は精一杯もてなす。相手に悪い気持を起こさせないまま、自分の思い通りに事を運ぶ。頭良い人なんだし、そんな策士な一面を持っててもおかしくないだろうと思ったんでした。
フラダリさんの向こう側にいる黒幕を相手取って策略には策略をとばかりに頭を使って戦う。頭のいいキャラなんだからそういうのが見たいなーって思ってね。
今回、というかもうフレア団の事に触れると必然的に黒幕になるパキラさんと、このプラターヌ博士が戦ってます。ポケモンバトルじゃなく人間同士の舌先の戦い。しかもフラダリさんの取り合いで。おお修羅場修羅場。パキラさんは縦横無尽に策を張り巡らせて相手をがんじがらめにするタイプの策略家で、博士は手の上で転がすタイプの知略家だと思う。智略にも長けた女軍人と、類稀な頭脳を持った学者が、王様を間にバトルしてて、その間に挟まれてどっちが正しいのかで揺れてる王様みたいな、そういう話。言葉で人を(主にフラダリさんを)籠絡する博士というテーマがあるせいで、台詞もそりゃ長くなりますわ、と言い訳しておく。博士はシェヘラザード。そして取ってつけたかのようなフラプラの濡れ場な。いや本当はこの、エロ書きたい! が一番の目的だったんだよ……ぬるいけどね。

冒頭で引用したのは、ボードレールの詩の一部。リアルカロス地方、フランスには吸血鬼伝承ないじゃんどうするのと脳みそを捻っていた時、フランスの詩人ボードレールの詩に『吸血鬼』って題名のものがあることを思い出しまして拝借しました。そういやハロウィン近いけど、吸血鬼ネタは全くもって関係ないです!


今回の作業用BGM:BRACE;dの「Scarlet」、水樹奈々さんの「Dancing in the velvet moon」。どちらも吸血鬼を題材にしたアニメの主題歌。あとは無印良品の「BGM12」。プラターヌ博士のテーマはミュゼットというフランス音楽なものだそうで、雰囲気が味わえるかなと一番それっぽいCD集を買って、ずっとかけてました。部屋が無印良品。
PR

更新『メディーナ変革譚』

三魔騎士達で一つ。
マルチイベント「ビネガーの館」の後で魔族の歴史が再度変わるんですよね。歴史を変えるとビネガーが大魔王じゃなくなって、魔族を総べていた者はいなくなるってことで、じゃあそこに至るまでにどんな会話があったのかってのを、自分なりに。
三魔騎士は、やりとりが楽しいです。特にマヨネーのおちゃらけも出来る明るさには本当に救われる。魔王様がアレだからともすればシリアス方面一直線になりそうなところを、魔物的なあっけらかんとした物騒さを出しつつ、はっちゃけて空気重いよ! 軽く軽く! ってしてくれるのでホント助かる。ソイソーとカエルも魔王とは別の形で何らかの因縁持ってそうだし、ビネガーのあれはあれで魔族の未来を憂いてる所とか、魔王を慕ってる所なんかもいいなあって思う。
この魔族達に関しては『Fly』の頃からずっと「人間を襲って食ったり虐げたりしていなければ、和解出来る部分も持っている」風にと思ってます。改変したら平和になるくらいだしね。
ハッシュのいう所の「この星の全ての生命の力を」という面でいえば、魔王様は故郷だけじゃなくて魔族という生命も背負ってるんだな。そうであってほしいねえ、まるで自覚なさそうだけど。

更新『アルバス・マギア』

クロトリで、カエル。スペッキオ先生の魔法教室。ちなみに仮タイトルでした>スペッキオ先生
カエルって攻撃も回復も一人で回せてすごくお役立ちな面子の一人なのに、何故かパーティ内の強さ決定戦では下位争いしてるよなーって思ったところから、ちょっと書いてみたくなりまして。
「切り込み隊長の隣で支援役してる方が性に合うんだ、適材適所だ」っていう台詞は、そういう風に「器用貧乏」と云われちゃうカエルが、連係技で真価を発揮するタイプだからというところからですかね。一人でも色々こなせるけど、誰かの隣にいる方が一番力を発揮出来る人であり、一人じゃ駄目なんだと分かっている人。そんなところがまさしく勇者様だなあと思いますね、カエルは。
あとはルッカの高笑いが書きたいなってふと思い立ち、こういう話なら出せるかなーと。


タイトル由来:ラテン語の白(アルバス)+魔術(マギア)。治癒魔法→治療→医者→白衣っていう連想から。白魔術ってのは医術の面もあったらしいしね。

更新『Fly Away To The Time8、9、ex...』

クロノ・トリガーです。カエルと魔王を中心に、中世と古代の人々。2011年11月~12年2月の頃に書いていたきり、ずっと途中放置していたものでした。無事に完結! ついに終わらせたぞ! エタってないぞワハハハ!(錯乱中)
というわけで最後に更新した『7』から随分時間が空いてしまって、何を書きたいかとかどう終わらせるかとか、そういうもの自体は既に用意してあってはっきりしていたんですけど、必然的に昔書いた分の文章を読み返さなきゃいけなくて、その度に地味にダメージ食らってね。拙さとか確かにあるけど昔の方がいいもん書けてたような気がして、ここから繋げるのは何だかしんどいぞって思いながらも完結出来たのでまずは良しだと思っております。はー、終わってよかったー。

クロノトリガーDSをプレイして感じたことはまず、こんなに円満に終わるのに、クロノクロスっていう続編に繋がるのって無情すぎない? ということでした。あらゆるレビューを読んで、クロノクロスの方の攻略本や設定資料やレビューや考察などにも目を通して、クロスはトリガーの世界が辿るかもしれないパラレル世界の一つ、ということで一つの区切りが(やや強引で言葉足らずな方法で)つけられているのを知って、だったらトリガーの世界のみで全部円満解決する世界があっても何もおかしくないよねということで、書きたくなったんですよね。そういう円満に全て解決する世界を。
サラが救出されて、魔王=ジャキと再会出来て、カエルの呪いが解ける、という世界がどこかにあっても不思議じゃないよね、パラレルってそういうものだよね、とパラレルワールドアレルギーを畳み込む勢いで、この仲間達をどうにかしたいって、ずっと思っていた気がします。仲間達への感情移入がものすごい半端ない作品だから、余計に何とかしてあげたい、どうにかしてあげたいと思いながら、エンディングの台詞読んでましたねえ。
だって追加EDのあまりの無情っぷりには思わず閉口だったよ。魔王が仲間になってるのに、エンディングで別れた後でああなると思わせるのなんて、あの仕打ちはあんまりにもあんまりだ。
それにクロノクロスはサラを救出する、という説明がなされてるけど、よく調べたらそれも結局サラ本人じゃないわ、魔王は一切ノータッチだわで何だかなあと。どのみちジャキを救えてない以上、クロスの世界も消化不良に変わりないよな……というわけで、トリガーの世界のみで全部救われる続編やりたい。

ちなみに時間軸としては、
1章 - 古代に行く直前の現代
2章 - カエルの過去
3章 - 魔王の過去
4章 - クロノ復活前の死の山
5章 - クロノ復活&時の最果て会議
6章 - 黒の夢突入
7章 - ラヴォス倒した後の中世の人々とカエル
8章 - ラヴォス倒した後の古代の人々と魔王
9章 - 古代で合流
ex……という流れになってます。とにかくカエルと魔王二人に焦点を当てて、目線や視点を二人に定めて色々と、って感じなので若干ややこしいかも……。
呪いが解けたカエル、グレンが古代に残って、聖剣引っさげて元魔王様ジャキの元で一働きするっていうのは、終わり方としてずっと決めてあったんですけど、exが自分でも予想外な事だったりしてまして。話のオチとして、現代3人組が改変された歴史の一幕を聞いて「どうしてそうなった!?」と頭を抱える、というのは当初通りなんですけど、ああなるとは思わなくて自分でも割とびっくり。
まあでもね、サイラス・グレンと共に酒飲み交わして会話して「楽しかった」と思った魔王の念が引き寄せた”可能性”ってことで、どうか一つ。
魔王が常々考えてる「あの時落ちたのが魔族の元じゃなかったらどうなっていたのか」に当たる部分を妄想してみたら、この二人の所にいるのが一番じゃないかなって思ったのでね。あれもこれも可能性可能性。exのジャキは、古代に元々いた方のジャキなんですけど”どの世界でも本人”という答えが出てるから、いいかなと。
にしてもサイラス、良いキャラだなあ。
ゲーム中だと、リーネ様とサイラスの二人って、お互いリーネ様リーネ様サイラスサイラスって云い過ぎじゃね? とプレイ中何度も思ってしまって、カエルと王様のあまりの置いてけぼりっぷりに、実は何かあったんじゃないのかとさえ思えて、そこから膨らませて文中ではあの報われない相思相愛の間柄になっているんですが、いやー良いキャラだね。そして面白い人だと思う。勇者の墓イベントの時の台詞から見るに、未練の中に魔王の事入れてるあたり、絶対何か分かってた気がするし。その辺りを書く為にもまた出したいけど、作中で既に故人だから難しいな。

サラに関しては、とにかく助け出すことを第一に考えたら、ああなった感じ。地の民の長老の息子、婚約者、というオリキャラ未満のキャラクターを出すのは悩んだんですけど、カエルと魔王の周りにいる「時の中に生きる人々」でもあるわけだからと、ゴリ押しで。生き残った地の民に協力するなんて少し魔王らしくない気もするかと、思いもしたんですけどね……そこはまあ、クロノ達と関わったから変化した部分ってことで。あとは予言者として女王の側近にのし上がった処世術も備わってるわけだし、目的の為なら協力的になったりもするんじゃないかと。
あと、どんなにカエルと魔王の二人に焦点を当てた話でも、クロノ達と関わったことで変化した、という部分だけは置き去りにしたくない要素だったので、文中あちこちにそういう『クロノ達がいたから選択肢が増えた』要素が点々とあったりしますね。だってこれクロノトリガーだもん。CP話でもない限りは現代3人組おざなりじゃいかんよなーと思ったので。

そういえば、トリガーの世界のみで終わるトリガーの世界の話を一つ書いておけば、今後文章書く時にやりやすいだろうっていう思惑があったなって事は、ここだけの内緒だ。ここからの派生っていうか、空白の出来事をーとかそういうのを書こうかなっていう企みがね……。
更にぶっちゃけると当初は魔王×カエルだった事はもっと内緒だ。『2』と『3』の途中で「これBL要素無い方が面白くなりそう」って路線を変更したんでした。なのでBLとして書いてはいないけど、そう見えたらごめんなさいとは思う。捏造もいっぱいだしね、リーネ妃とサイラスとか、海底神殿建設に連行された地の民とサラとか、何かもう色々と多すぎて全方向にごめんなさい状態だ。


作業用BGM:Do As Infiity「誓い」。グレンとサイラスのことだったり、カエルと魔王の事だったり、グレンとジャキの事だったりと、何か凄く中世っぽい曲で、たまらないほど良い曲です。

今回pixivの方にも投稿しましたので、読みやすいと思う方でどうぞ。
Fly Away To The Time

更新『バレンタインデー 6題-05』

ノボクダです。バレンタインデー縛りってことで、他CPも含め、あれやこれやと書き進めてきたけど、皆ちっともラブラブしてない事に今更気付いて戦慄してます。何かもう「バレンタインデー」っていう行事じゃなくて「2月14日の過ごし方」に変えた方がいいかもしれない。あと自分はお題挑戦に向いてない。え、今更ァ!?

今回はクダリさんが、部下の奥さんというオリキャラと会話してるのが大半でして。いつもやらかしてること! とはいえCP話でそれってどうなのかと考えすぎちゃって、途中何も書けなくなってね。自分はCP二人がラブラブイチャイチャしてるのも好きだけど、CP二人がどういう風に世界の中で生きてて、どういう風に人と関わって、どんな会話するのかを考えるのも好きなんだ! という勢いだけで乗り切ってます。その役目の為のオリキャラだ。クラウドの奥さん。『ギア怖』でちょろっと出てきたキャラクターの使い回しです。CP話なのにイチャイチャしてないなんて悩むのは、もっと早い段階で気付いてやっとくべきだね! 吹っ切れ吹っ切れ。 

クダリさんって人は複雑な内面を持ってるけど、そういうものを全部笑顔の下に隠して、何もないよって笑う人。ノボリさんと一緒に、生っちょろい人生送ってる訳じゃないのでその分、人からは若干性格悪いように見えてしまうのが、欠点といえば欠点かもしれない。人っぽくない・人間離れしてる(見た目も性格も)っていうのを拡大解釈したら、結果こうなってました。カップリングというよりも兄弟として書いた方が楽しいかもしれないっていうのが、自分の中でのこの兄弟の萌え方であり燃え方ではあるんですが、やっぱ背徳感が土台にあってこそだなって改めて思ったなあ。
どこまでも限りなく似てるのに違いがあって、一人の人間じゃないのに自分自身が常に別個のものとして側にいて、自己愛なのか兄弟愛なのかよく分かんないけど好きーってお互いに想い合ってるってのが素晴らしいじゃないか。最高じゃないかこの双子。
で、それを静かに見守る部下の皆さん、プラス、この兄弟に出会って魅力とか存在感とかに当てられちゃった人達って感じかなあ。奴らこそ双子の英雄っていう意味も込めて、サブウェイマスターのファンがトレーナーや非トレーナーやポケモン達問わず大勢いる感じ。二人が”困っている人を案内する”役目と称した人助けをしてるっていうのを端的に描くためのオリキャラだったりしてます。そんなバトルサブウェイ妄想図。地下の楽園ですね!

作業用BGM:Swinging Popsicleの「サテツの塔」。ノボリさんからのような、クダリさんからのような曲として。だけどお互いに向けたものじゃないっていう。



恒例のオリキャラ供養。使いまわしを平気でするけど供養。
・ミヤコ:「てつどういんのクラウド」の妻。シンオウ出身ジョウト育ちの蝶マニア。黒髪ロングが特徴的な、おっとりしていて芯の強い大和撫子。エンジュやコガネの方言混じりな話し方。クダリとノボリに夫婦仲崩壊の危機を救われて以来、二人のファンになる。アゲハントを連れた「こんちゅうマニア」の肩書きを持つポケモントレーナー。(薔薇の品種の一つ・京)

「ミヤコ」さんが「蝶々」マニアなのはあれだよ、ギャグだよ。

更新『バレンタインデー 6題-01』

フラプラです。もう春だけどバレンタインデーはまだまだ継続中だよ!
本編の事件後、二人であれやこれやと会話してます。思い詰めてるフラダリさんを救ってください博士! あなたしかいない! と念じて任せていたら、何か良い方向に転がっていきそうで何より。文章の中でもありますが、雨天で一本しかない傘を分け合って~っていうのがこの二人の理想形だと思ったので、漕ぎ着けられてよかったです。最強メガシンカAct.3を観て思ったんですけど、「福音」とか云ってたし、フラダリさんは聖書キャラでいいんだね……! そういう方向性でフラダリという人を練っていたのは確かだけど、これからもその方向で思う存分やれってことですね! ということで、許し合うっていう要素として普段より若干多いかもしれないのですがご容赦を。足にトゲが刺さったカエンジシっていうのも聖書が絡んでる要素だね。聖ヒエロニムス。あの挿話は萌える。そもそも聖書に深く関わりのあるキャラを男同士で絡めてるというこの最大級の矛盾を気にしたら負けだ。

今回の作業用BGM:宇多田ヒカルさんの「FINAL DISTANCE」。

更新 エイプリルフール企画

えいぷりーる! というわけで、4月1日用のトップページになっておりました。本当はこのまま3日くらいの間はひっくり返されたままでもいいかなと思ったんですけど、さすがにね。
今年はエイプリルフールに気付くのが早くて、着手も早かったんで色々出来たのが大きかったね。普段からこうであればいいのにね! というわけで、ページをお借りしてきて、背景画像を作って、文章作って、絵を描いてと、色々と仕込みましたねえ……。反転世界とか、未プレイで知らないのにシンオウ神話ブッこむんじゃねーよとか自分ツッコミしながら書いてました。設定違うって云われる、絶対云われるとガタガタ震えつつ。
今回は「ひっくり返す」とか「反転」とかがテーマなので、あちこちドラッグしていただくと、色々見えてくるようになります。ひっくり返される前の各人の願い事とか、なんでそうなったかのいきさつや理由が出てきたりします。いやーこういうの楽しかったなあ。反転文字なんて初めてやったよ。楽しかったなあ~。
ちなみに背景の赤黒白の矢印は、分かる方は分かる自己満足で。クロスオーバー物に見えそうだなーと思いつつも「ひっくり返すアマノジャク」繋がりで悪ふざけしました。ポケモンのクロスオーバーは戦むそって決めてるよ! そしてそれただのランセ地方じゃねーか! ってツッコミ入れるまでがセットの予定だよ! これもいつになることやら!

渾身のギャグが滑った理由を説明する暴挙を晒しますと、何で「ひっくり返す」がテーマで、エイプリルフールなの? というとですね、数字の4と1って、書き方やフォントの種類によっては矢印っぽく見えるなーと思い至りまして。矢印くっつけて並べた模様、あっアマノジャクだーになり、じゃあカラマネロだと。「ひっくり返すアマノジャク」ってのは、つまりそういう事なんです、はい。なので、背景画像の赤黒白の矢印模様は、4と1の数字のフォントをぐりぐりコピー&ペーストしまくって作りました!

     *      *
  *     +  うそです
     n ∧_∧ n
 + (ヨ(* ´∀`)E)
      Y     Y    *

ちなみにカルム&セレナ組の今回のパートナーポケモンがニャオニクスなのは、もこお(ニャスパー)繋がりっていうのと、猫だからっていう理由で。死人の枕元を猫が横切ると生き返る迷信からですね、生き返るってのは、つまりは死をひっくり返してるってことになるよね、まさにうってつけじゃんってことで。作中に生かせない設定は無価値ぞ。肝に、肝に銘じます……!
今回色々用意してて本当に楽しかったなー。同じようなことがやれる機会がまたあればいいなーと思うくらいには楽しかったねえ。

次回からは通常の更新になります。
ひっくり返されても返されなくてもこれは本当。

更新『綺麗な夜空』

ダイユウ+ミクハル前提、ユウキとハルカで。平行世界ネタや、プレイヤー視点の入り混じったメタネタって、シリーズ内でも特にルビサファは数多くあるよねという事で、便乗しました☆ その結果は大いにお察しって感じですがね……。
RS世界の女主・ハルカと出会う、ORAS世界の男主・ユウキ。前提としてダイユウとミクハル。色々と禁じ手やらかしてるけど書いてみたかった。
ちなみにどこの世界のハルカかは分かってません。ORASのユウキが隕石とか降ってきたりしてないか!? と心配してるけど、ホウエン地方が舞台のタイトルだけでも、パラレルワールドの世界って軽く見積もっても
・男主+マグマ団が敵組織なルビー
・女主+マグマ団が敵組織なルビー
・男主+アクア団が敵組織なサファイア
・女主+アクア団が敵組織なサファイア
・男主のエメラルド
・女主のエメラルド
・男主+マグマ団が敵組織なオメガルビー
・女主+マグマ団が敵組織なオメガルビー
・男主+アクア団が敵組織なアルファサファイア
・女主+アクア団が敵組織なアルファサファイア ……とこれだけあるわけですよ。
そして考えようによっちゃ更に出荷本数分&売上本数分&プレイヤーの数だけとか云い出したら、それこそ無数にパラレルワールドはあることになる。それを考えたらキリがないし、考えて答えを出せる頭もないので、もう隕石がどーとかはバッサリ切り捨てて「RS世界のハルカ」とだけ定めてます。よく知っている人なのに別人で、その別人は更に自分自身(主人公だからね)とか、考えただけで混乱必至な事態だわな。ただ、だからこそ自分自身が寄越す言葉だったら、信じられるんじゃないかみたいな結論に至ると。これで態度がすごい素直なユウキくん書いても別人にならなくて済むね! や、別に書いた順=時系列って訳でもないんですけど。
あと何故かミクリさんが民俗学に詳しい人になっていて、神主のイメージに拍車がかかりつつあるな……目覚めの祠の守護者+古い事柄にすごく詳しいイメージが、神社の神主。突拍子がないのは百も承知……いいよもううちのミクリさんはこれでいくよ。反対にダイゴさんは科学やSFに詳しい人だったりする。何かこういう所がバランス良いなーと思えるチャンピオンズ。


タイトル:angelaさんの同名曲から。ずっとリピートBGMにしていたのもこの曲。書いてる時は、どちらかというと「RS世界のハルカ」寄りかなーだったけど、ホウエン主人公2人の為の歌ってイメージ。自分の中でそれぞれの地方ごとに伝説のポケモン達の持つ気質とか、下地としているものとかがあって、ホウエン地方はグラカイレクの3匹の気質以外には、「星」と「宝石・鉱物」なんですが、この曲はまさしく「星」で、聞いてて清々しい良い曲なんですよねえ。

更新『龍』

ミクリさんで一つ。空の柱を管理しているのに入ることが出来ないルネの民と、普通に立ち入ってる流星の民ってめちゃくちゃ仲悪いだろってのを書きたかっただけ。それだけ。他の要素としては、以前書いた『翔べない天使』のちょっとした補完ですかね、ミクリさんサイド的な事とか、お隣さんハルカがいつメガバングルを手に入れたのかとか。普通にダイゴさんがあげたものだろうと思い、一番自然な流れとしてこうなった感じです。
それと例のキャラクターは、きっともう二度と書かないな。一度書いたらもう充分ってくらい満足しちゃったんで。

タイトルとリピートBGM:天野月子さんの「龍」。

更新 バレンタインデー 6題

2月14日のバレンタインデーに合わせて、今年はそんなようなことを企ててました。お題消化の形で、ホウエン、イッシュ、カロスそれぞれの地方から2組のラブラブカップルCP達をピックアップし、14日の過ごし方を垣間見るといった感じの、そういう行事ものを企んでおりましたが、案の定、その目論見破れたり状態。でもネタはある・後は書くのみ状態なのは変わらないので、書こうと思ってます。
ちなみにこのお題配布は自分☆ 消化してるのも自分☆ という自作自演+永久機関だったりします、はい。見本というか、そんな意味合いも含めて、そういうぼっち充が最近のマイブーム。ちなみにどのCPがどのお題かはあみだくじ。

書き終えたもの、現在3つ。



02.無関心なフリをしながら - ハチアティ
この二人はもうひたすら甘々でラブラブでー、が似合うので、バレンタインデー向きなカップルですねえ。虫ポケモンを模したケーキっていうのは、実際作ろうと思ってたけど、風邪引いてそれどころじゃなくなって挫折しました……ただ割と真面目に作れそうだなって思うのがキャタピーかなと思って、それを取り入れてます。そりゃ、電話口でキャタピー美味しいよねとか云ってたらビビるわなーと。突拍子がないアーティさんの発言に翻弄され、冷や冷やしつつも、それが楽しいって思ってるハチクさん。そんな雰囲気が出ていたらいいなと思います。


03.リボンを解いて箱を開けて - ミクハル
大人と子供・男性と少女、プラス憧れの人っていう立場の差からくる距離をまず縮めようと。入りきらなかった没文「憧れというリボンを解いて、眩しさと美しさで眩む箱を開けたら、あなたの何が出てくるの?」というのがあったんですがそれを目標に、「憧れは理解から最も遠い感情」ってのをハルカに気付かせることを目指しつつ、ハルカちゃんから見たミクリさんという人の事を書けて楽しかったなあ。ミクリさんが帽子を頑なに取らない理由とかも自分なりに設けてあったりするんですがそれはまた追々。ミクリさんは髪が長い派に一票。あれだ、西川兄貴くらいでいいんじゃねと思ってます。うなじが隠れて、後ろで一つに結べるくらいのイメージ。あとは、ダイゴさんがアドバイザーとして出張ってますね。その裏ではおまえそんな事してる場合か自分のことをまず何とかしろってどつかれてるんじゃないかな、ミクリさんに。うわそれ超書きてえ。


06.それ、外国の文化だよね - ダイユウ
大人と子供・こちらは同性同士だけど、歳の差と身分の差が一番気になっていて、ぐるぐる悩んでるユウキ。これはダイユウっていうCPが乗り越える壁ってことで、昔からあったやつでもありました。ダイゴさん好きって云い出した時は、ユウキくん結構素直な子なんだなと、書いてるこっちがビックリしたりね。それとギリーさん初登場! この人すげー面白い人でした。あとすげー書きやすい! 台詞がはっちゃけてても許される自由度の高さが好き! というわけで今後も是非出したい人です。今回はアドバイザーとして登場したけど、ダイゴさんに発破かける為に出ても面白いんじゃないか。ちなみにダイゴさんの性格の分かりにくさとかも、一応自分の中で理由を設けてあるんですが、これまた追々。引っ張ってどうするってくらい大したことないんだけど、何つーか揃いも揃って語らない人らだなホウエンチャンピオンズ! 何ていうか「黙して行動する」って辺りはやっぱ九州男児なんだなーと。そらユウキもハルカもやきもきしますわ。

更新『翔べない天使』

ミクハルです。こないだのダイユウSSから繋がってる要素はありつつ、別物として読めるので特に支障は無いかと。ハルカちゃんが挑みに行ったチャンピオンの部屋にいたのは、ミクリさんでしたーって所から、色々と始まる感じで、というイメージで。ロマンスロマンス。
別名「強くてすごい大人達による、子供達の心のケア」シリーズ。こないだのダイユウSS含めて、ハルカちゃんは実際に怪我してますしね。ユウキ(ていうか主人公。プレイヤー)に勝てないってのを気にしてもいる描写があったりもするし、ハルカというキャラクターの根元にある「友達に勝てなくて悔しいけど友達大好き」っていう要素は欠かせないってことで、こうなった感じ。しっかり者だけど悩んで迷って、ユウキくんに追いつきたいよーって一心で頑張ってるいい子。見様によっちゃユウハルっぽいけど、友情ってことで描写してるんでこの二人の関係は友情でお願いしたいですねえ。つーかミクハルだもの! いつもながらそれっぽくないけど一応ミクハル話だからさ!
それでそのミクリさんは書いてて楽しい人だったなあ。ただこの人の魅力ってビジュアルに頼ったものというか、視覚に訴えてくるもの大半というか、文字でお伝えできないのが非常に残念です状態なもんで、話し言葉だけだとすごく真面目な人なんだよねーと改めて思ったな。ハルカちゃん目線の話だから、ハルカちゃんの持ってるボキャブラリー内で何とか云い表わさなきゃだし、ハルカちゃんも頑張ってくれてるんだけど、文字だけで伝えきるのはやっぱりどうしても難しい……。
ただ書いてて面白い人なのは確かでな……あと何だか深い人だなーと思いましたねえ。祈りとか心とか伝承とかそういうものをもってるからか、どことなく言葉選びも古めかしい。ルネの民・目覚めの祠の守護者というあたりについては、神社の神主的なイメージが一番しっくりきたんだけど、確実に間違ってるだろうな……ただそうなると京極堂か! みたいな長い説明があったりして、ますますイメージ払拭出来ないんだけどな。じゃあダイゴさんは榎さんか。榎さんだけど若干関君入ってるような(一体何の話だ)。
ミクリさんは、ORASで好感度も爆上げした人でもありますしね。うまい塩梅でミクリというキャラクターの掘り下げをしてくれたルチアちゃんのおかげでもあるかもしれないけど、すごく良いキャラだなあと改めて。
ちなみにうちのハルカちゃんはオダマキ博士の娘さんだけど、主人公じゃなくても主人公と同じようにあちこち旅して同じように旅を楽しんでるよ! ってことで、コンテストに出たりもしてるし、ジム挑戦もリーグ挑戦もしてたりする妄想付きです。まあそれホウエン主人公ズに限った事じゃないんだけどね。

タイトル由来:ミクリさんから見てハルカちゃんのことを云い表わすとどんな感じ? というもの。翔べないってのは悩みと迷いに囚われてる状態。ハルカといえばアチャモだもんな! アニメでもアートブックのポスター絵でも! ということでアチャモ系統は”そらをとぶ”をおぼえない鳥。要するに「ハルカちゃんマジ天使」ってこと! ミクリさんもポエマー予備軍というか、気障ですわあ。伊達男ですわあ。声も帝王だしな! やっほい!

今回の作業の作業BGM:引き続きKAORIさんの「Re-birth」。それと愛内里菜さんの「GLORIOUS」。タイトルのそのまんまさもさることながら、ミクリさんからの応援歌みたいに聞こえてくる不思議な良い曲です。

更新『愛し暁の幼き君』

ダイユウです。エピソードデルタ後ではあるけど、おとなりさんのハルカちゃんがキーストーン盗られて怪我をしたという要素くらいしかないので、特に支障もネタバレも無いです。メガシンカとは何か、絆とは何か、そんな話をしてる2人。ダイユウなんだけど、この二人何もしてないというか、そういう気配が見当たらないほど清いです。書いてて恥ずかしくなるくらい清い2人だったりします。今のところは。そう今のところはな!
ポケスペ設定ダイゴさんには弱視(盲目?)な裏設定なんてものがあるんすねーと滾り、その裏設定が置かれるに至った経緯を調べた結果、ゲームの方のダイゴさんにそもそも何らかの目にまつわる意図があって、それがポケスペの方に組み込まれているのかーという事で、うちでもダイゴさんの目についてちょっと含みを持たせてみました。だって萌えるじゃん!
ちなみに、ユウキ&ハルカの二人についての手持ちポケモンの設定は、捏造人物設定<主人公ズとチャンピオンズ>にある通りです。ORASでも特に変更無しで押し切ろうと思います。そもそもホウエン主人公ズ+ホウエン初出ポケなわけだしね、変更する必要はないかなと。
それからホウエンリーグチャンピオンがダイゴとミクリで二頭体制っていうのは、後々も続く設定だったりします。だってその方が便利じゃん! リーグチャンピオンが定まってなくて、日替わりランダムでどちらが出てくるか分からないっていう、そんな体制を許しちゃうホウエンリーグ。おおらか。
ハルカちゃん落ち込んでます。立ち直れるといいなーというわけで、次はここから続くミクハルを書く予定。


タイトル由来:ダイゴさんから見てユウキくんのことを云い表わすとどんな感じ? というもの。「暁の」ってのはずっと待ち望んでたよーっていう意味が含まれていて、「君」というのは二人称の「きみ」と、君主・王者の意味を込めたダブルミーニング。君が代とかの歌詞の「君」です。ダイゴさんカロス人並みにポエマーだね……。


今回の作業の作業BGM:KAORIさんの「Re-birth」。別ゲーの主題歌で、かつyourという名義で歌っていらしたものなんですが、ポケモンにも合う良い曲でして。アニポケでハルカの声優さんをやっていらしたKAORIさんなので、まさしくハルカが歌ってるみたいに聞こえたりして、より一層良いなーと思える一曲でもあり、普通に良い曲でもあり……。
無理はなさらないでいただきたいのは勿論なんだけど、やっぱりKAORIさんのハルカの声がまた聞きたいな。ポケモン回帰して初めて観たアニポケがAGだったし、ハルカの可愛さにやられた衝撃は忘れられん。ちなみにその時観たのが奇しくも山男ダイゴさん回だったので、そういう意味でも忘れられないです。IKEAのシアタールームでやってたのを小さい子に混じって観た思い出がねこうね。ポケスペを初めて読んだのもRS編だったし、ホウエン地方は本当に思い出深い事ばかりだ。

更新『We are!- Re Make -』

ダイゴさんとミクリさん。昔の文章「We are!」をORASに合わせてリメイクしたものです。
男同士の気兼ねない会話の感じとか、ダイゴとミクリという二人の間柄とかを書いてみたい! という衝動のままに書き散らしたあれを、今の自分が書くとこうなるーみたいな。なので会話の内容と流れをあえて同じにするために、昔の文章を読み返しつつ。でもあまりの拙さに衝動的に消したくなったね……あんなボロボロなもんを晒し続けていたのですか。マジか自分。ま、これからも晒し続けますけどね! そういや当時もダイユウは、ダイゴさんからの友達になって! っていう告白どまりで、ちゅーにすら至ってないっていう、清い二人だったなあ……。
ダイゴさんからのユウキくん大好き! っぷりに重たさとか面倒くささとか、人を好きになる感覚にもどこかマニアっぽさが滲んでる感じとかが出ていたらいいなと思っとります。

更新『気持納めの雪の日に』

ハチアティです。相変わらずの幸せカップル。
大晦日のセッカシティはダイヤモンドダストの日! というわけだし書かねばなるまいと。久々でしたけど、相変わらず幸せそうでなによりといった感じ。アーティさんのゆるふわフェアリー感はアーティさんにしか出せないし、ハチクさんの冷たいストイックさから隠しきれてない優しさはハチクさんにしか出せないなと、改めて思いましたです。だからこう、節操という言葉が皆無なレベルで方向性バラバラなCPを摂取したくなるんだろうなと。その二人にしかないものを求めて、萌えの指針が行方不明になってしまって、取扱CPいっぱいって状態になっちゃうんだろうなあ。